一人暮らしを始めようと思っていて、ベッドを買うべきか迷っていませんか?
筆者も、一人暮らしが初めての時はめちゃくちゃ悩みました…。
ベッドは安い買い物ではないので、できるなら失敗したくないですよね。
「もしかしたらいらないのかも…」と悩んでいる人へ向けて、今回はベッドと布団それぞれのメリットとデメリットをご紹介します!
まさに今困っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ベッドって一人暮らしにはいらないの?【両方経験した筆者が語る】

先に言ってしまうと、一人暮らしの際にベッドはいらないかどうかは一概には言えず、人による…というのが結論です。
ベッドにも布団にもメリットとデメリットがあり、その人の生活スタイルや性格などで変わってくるからです。
この記事でこれから説明するメリットとデメリットを踏まえて、おすすめしたい人を簡単にまとめてみました。
- 部屋のスペースに余裕がある
- 布団を敷くのが面倒臭い
- 収納スペースを多く確保したい
- 帰ったら、何も考えずベッドにダイブしたい
- インテリアにもこだわりたい
- 掃除がしやすい部屋にしたい
- 部屋を広く見せたい
- 寝具は手入れが簡単な方がいい
- 寝相が悪く、ベッドから落ちたことがある
- 部屋が狭く、ベッドを置くとぎゅうぎゅうになる
- 模様替えが好きで、よくインテリアを移動させる
- 引っ越しすことが多く、できるだけお金をかけたくない
人によっては上記に目を通しただけでも、かなり絞れたのではないでしょうか。
まだいまいち決定打に欠ける…という人は、これから詳しく説明する内容を確認してみましょう。
ベッドのメリット・デメリット

まずは、ベッドのメリットとデメリットを見ていきましょう。
実家で布団派だった人はベッドに憧れを抱くことも多いかと思いますが(経験談です)、意外と不便なこともあるのでチェックしてみてくださいね。
ベッドのメリット5つ
片付ける必要がなくて楽
ベッドは設置したらそのままでOKなので、布団のように収納したり、たたんだりする必要がありません。
疲れて帰ってきて、ベッドにそのままダイブする…なんてこともできますよ。
掃除がしやすい
足付きベッドを選べば、ベッド下の掃除がスムーズに行えます。
布団の場合は、いちいち持ち上げたり、移動させなければ下の掃除ができませんよね。
しかしベッドなら掃除機やクイックルワイパーなどで掃除がしやすいため、ササっと床掃除が完了しますよ。
収納スペースが増える
ベッド下をうまく活用すれば、収納スペースが増えるのもメリットです。
ベッドにもともと引き出しがついているものを選ぶのも良いですね!
私の場合は、普段あまり使わないもの(学生時代のものやシーズン外の服など)を収納していました。
ソファ代わりになる
ベッドは、ソファの代わりとしても使用可能です。
ベッドの前にテレビを置けば、座ってもよし、寝てもよしのソファもどきになりますよ。
インテリアとしてもおしゃれになりやすい
ベッドはデザインが豊富なので、置いているだけでインテリアとしても活躍します。
自分の部屋のテイストにピッタリのものをチョイスすることで、より統一感のある、おしゃれ度の高い部屋になりますよ。
ベッドのデメリット4つ
場所を取る
ベッドはシングルサイズでも意外に大きく、思っていたよりも場所を取ります。
少しでも部屋を広く見せたい人の場合は、ベッドを置いたことによる圧迫感が気になってしまうかもしれません。
購入時はデザインだけでなく、置いたときの大きさも考えて選びましょう。
価格が高くて初期費用がかかる
ベッドは布団に比べると価格が高いので、初期費用が結構かかります。
少しでも安く引っ越しをしたい人にとっては、この出費は痛手だと感じるかもしれませんね。
引越すとき・処分したいときに大変
ベッドは、引っ越す際の運搬や、処分に困ることも。
これは私も実際に体験してみて、痛感しました。
引っ越しの際はお金もかかってしまうし、処分の際にも費用がかかります。
売ろうと思い業者に依頼したこともあるのですが、むしろ処分費用としてお金を取られたことがあります。笑
和室に置きにくい
和室に置きにくいのもベッドのデメリットです。
和室に住む予定でベッドを設置しようと思っているなら、畳のへこみやカビなど、考えなければいけないことがあります。
接地面が広いベッドを使ったり、カーペットを敷くことでへこみを防ぎやすくはなりますが、これを読んで「え、めんどくさいな…」と思った人はやめておくのが良いかもしれません…。
布団のメリット・デメリット

続いては、布団のメリットとデメリットをご紹介します。
ベッドのメリット・デメリットと比較しつつ、自分に合っている方を選んでみてくださいね!
布団のメリット5つ
ベッドよりも安く手に入る
布団は、ベッドに比べて安く購入できるのがメリット。
なるべく安く引っ越したい人や、お金をかけずに生活したい人にはぴったりです。
たためば部屋のスペースが広く使える
布団を使わない時にたたんでおけば、部屋を広く使えます。
狭めの賃貸は家賃が安くなる傾向にあるため、固定費を安くして一人暮らしをしたい人は布団を検討するのもおすすめですよ!
寝相が悪くても落ちることがない
寝相が悪く、寝返りを打つことが多い人はベッドから落ちてしまうこともありますよね。
布団ならベッドより高さがないので、床に落ちた時に痛い思いをすることもあまりないでしょう。
模様替えがしやすい
布団はたためば簡単に移動させられるので、模様替えが簡単です。
ベッドはかなり大変で、模様替えにをしたい時に苦労しました…!
よく部屋の模様替えを変える人は、布団を検討してみても良いでしょう。
洗ったり干したりしやすい
ベッドに比べてお手入れがしやすいのも、布団を選ぶメリット。
気軽に洗ったり、天日干ししたい人は布団がおすすめです。
布団のデメリット3つ
収納場所がないとかえって邪魔になる
部屋のスペースが広く使えるのが魅力の布団ですが、収納する場所がないとむしろ邪魔になることも。
布団かベッドか考える場合は、使う時のことだけでなく、使わない時のことも考慮して選びましょう。
出し入れするのが面倒くさい
そもそもの話、布団をいちいち出し入れするが面倒くさいと思ってしまう場合もあります。
「万年床でも良いじゃん」と感じる人もいると思いますが、布団を敷きっぱなしだと大きなデメリットを被ることになります。(これは次の見出しでご紹介しますね!)
敷きっぱなしだとカビがはえる
布団を敷きっぱなしにしていると、布団や床にカビが生えることも。
人は寝ている間にも汗をかくため、布団と床の間に湿気が溜まります。
そのままにしているとカビの温床になってしまい、久しぶりに布団をあげた時に悲鳴をあげることになってしまうかもしれません。
底冷えするため寒いこともある
布団は床との距離が近いため、底冷えしやすいのもデメリットです。
そのため、フローリングの上にカーペットを敷いたり、厚みのあるマットレスを敷いたりと寒さ対策を行う必要があります。
【ちなみに】ソファーベッドはあまりおすすめできない

「ソファー代わりにベッドを使うなら、ソファーベッドを選んだらいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、筆者としてはおすすめしません。
実際に私もソファーベッドを使っていたことがあるのですが、寝心地が悪く、背中が痛くなってしまい、結局数ヶ月で処分することに…。
上に敷布団やマットレスを敷いてみたりもしたのですが「これならベッドを買った方がいいのでは?」という結論に至りました。
家族や友達が泊まりに来たときのために用意しておくならよいかもしれませんが、毎日の寝具として使うために購入するなら、初めからベッドを購入するのがおすすめです。
ベッドなしで一人暮らしをしたい人におすすめのアイテム

ここまで読んでみて布団を選ぼうと思っている人へ、布団と一緒に持っておくと便利なアイテムをご紹介します!
すのこ|カビ対策におすすめ!
布団を敷いたままだと床に湿気が溜まってしまい、カビの原因になってしまいます。
そこで重宝するのがすのこ。
敷布団と床の間に隙間を作って、通気性を高めることが可能です。
つい布団を敷いたままにしてしまう(またはそうなると予測される)人は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
折りたたみマットレス|底冷え対策するならコレ
布団でもベッドっぽく高さをつけたい場合は、折りたたみマットレスがおすすめです。
厚みがあるので底冷えを軽減でき、折りたたみ可能なので布団と一緒にまとめて収納できます。
なかには、ソファのような形状に変形させて使えるものも。
「ソファと布団の両方は置けないけど、できればソファっぽいものがあると嬉しい」という人は、試してみてはいかがでしょうか?
悩んだら家具レンタルで試すのもアリ

ベッドか布団か悩んだ場合は、家具レンタルを検討してみてはいかがでしょうか?
ベッドを買った後に「もしかして布団のほうが合っているのでは?」と気づいて後悔するのは、金銭的にも気持ち的にも辛いですよね。
月額制のサブスクサービスなら、購入すると数万円ほどかかるベッドを、月数千円で気軽に試せます。
数ヶ月ベッドを使ってみて「なんか違うな…」と思ったら返却して布団を買えば、低価格で自分に合った方を選べます。
こちらの記事では家具・家電レンタルサービスのCLASについて解説していますので、ぜひご覧くださいね!

あなたはベッド派?布団派?

本記事では、一人暮らしにベッドはいらないのか、ベッドと布団のメリット・デメリットをご紹介しました。
ここまで読んでみて、なんとなく自分に向いている方が固まってきた人もいるのではないでしょうか?
布団がいらないかどうかはその人の性格やライフスタイル、お部屋の大きさにもよるので、ぜひ今回の内容を参考に考えてみてくださいね!