- 揚げたての揚げ物が食べたい気分…でも自分で揚げるのは面倒臭そう…
- そういえば、家で揚げ物するときってどうやってやるのがいいの?
- 揚げ物をするたびにコンロが悲惨なことになるのでどうにかしたいんですが…
揚げたての揚げ物を楽しむなら家で作るのがいいと思いつつ、面倒臭そうなイメージを持っている人もいるはず。
揚げ物をしたことがない人の場合、そもそもどうやってやればよいか・何を準備すべきか迷うこともありますよね。
そこで本記事では一人暮らしの人向けに、揚げ物のおすすめの揚げ方や、使用後の油を処理する方法などを解説します!
読み終わる頃には、フライドポテト・エビフライ・天ぷらなど、好きなものを家でサクッと揚げられるようになりますよ。
一人暮らしにおすすめの揚げ物の揚げ方

一人暮らしの人におすすめする揚げ方は3つあります。
揚げ物といえば、専用の鍋を使ってたくさんの油を投入して…というイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、家にある調理器具や少ない油の量でも揚げ物を楽しむことは可能です。
これからご紹介するもののなかから、自分がやりやすい方法を選んでくださいね。
フライパンや鍋で揚げ焼き
家にある調理器具で代用したい人は、フライパンや鍋を使って揚げるのがおすすめです。
フライパンや鍋なら少なめの油を使用する「揚げ焼き」という方法で調理できるため、油の処理もラクに行えますよ。
使用するフライパンは、若干深さがあるものを選んでくださいね。
鍋はお味噌汁を作るような小さめの鍋でもOKですが、一度に大量の揚げ物をしたいときにはやや非効率です。
私も小さめの鍋でその日に食べる用とお弁当用の唐揚げを一気に揚げたことがありますが、本当に時間がかかって若干イラッ!!としてしまいました…。
まとめてたくさん揚げたい人はフライパン、その日食べる分を揚げる程度のなら小さい鍋を選ぶのがおすすめです。
1人用のフライヤーを活用して調理
揚げる工程も楽しみたい場合は、1人用フライヤーを活用するのもあり。
最近では一人暮らしの人にぴったりなサイズの家電もたくさん発売されていて、手軽に1人分の料理ができるようになりました。
↑こういうやつですね。ちなみにこれは、筆者が気になっている商品でもあります。
商品のなかには温度調節ができたり、蓋がついていて油ハネを抑えたりできるものもあるため、揚げ物に苦手意識がある人も挑戦しやすいでしょう。
フライヤー専用のバスケットがついているものなら、お店のような気分で揚げ物ができそうですよね!
ノンフライ機能付きのオーブンレンジを使う
「フライパンも鍋もフライヤーも油使うじゃん!無理!」という人には、ノンフライ機能が備わっているオーブンレンジをおすすめします。
油や水分をカットしてくれることも期待できるため、揚げ物がヘルシーになるのもメリット。
ただ、ややジューシーさに欠けるという評判も耳にするため、その点は注意が必要ですね。
排水溝に流すのはNG!油の処理方法

ちなみに、揚げ物で使用した油をキッチンの排水溝に流すのは絶対にNG!
そのまま流してしまうと排水溝が詰まったり、臭いの原因になったりすることがあります。
もしも上記のようなトラブルが発生した場合、解決するために思わぬ出費をするハメになるかもしれません…。
これからご紹介するいずれかの方法を用いて、油を適切に処理してくださいね。
ポリ袋・牛乳パックを使って手軽に
家にあるものでチャチャっと処理したい人は、牛乳パックやポリ袋を使いましょう。
牛乳パックまたはポリ袋の中にキッチンペーパーか新聞紙を入れて、冷ました油を吸わせていきます。
万が一油が冷めておらず、自然発火してしまうのを防ぐために、最後に少しだけ水も一緒に入れておくとよいですね!
油や水を吸わせた後は、ポリ袋の口やパックの注ぎ口をしっかり塞ぎましょう。
凝固剤で固めてポイ
世の中には、「凝固剤」という名の便利な油処理アイテムがあります。
凝固剤とは、使い終わった油の中に入れることで、油を固められるものです。
これは筆者も最近使ってみて、その便利さにびっくりしました…。
↓私が使っているのは「吸わせるテンプル」のパッドタイプ(スポンジのような形状をしていて、油を吸わせるタイプ)です。
ちなみに、かき混ぜながら固める粉末タイプの「固めるテンプル」もあります。
揚げ焼きなどの少ない油にはパッドタイプ、多めの油には粉末タイプ…と使い分けると便利ですよ。
これまでの油処理が格段に手軽になったので、ぜひお試しください!
オイルポットに入れて再利用
揚げ物に使った油は再利用できるため、食費を節約したい人はオイルポットに入れておきましょう。
オイルポットに油を入れるときは、揚げカスなどの不純物が混ざらないようにするのがポイントです。
- ボウルの上にザルを重ねる
- さらにその上からキッチンペーパーを重ねる
- ②の中に粗熱の取れた油を注ぐ
こうすることで、不純物が取り除かれたきれいな油を抽出できます。
ちなみに、商品によっては不純物をこせるものもあるため、探してみてくださいね。
油を捨てるタイミングは?
油は再利用できるとはいえ、捨てた方が良い目安というものがあります。
繰り返して使い続けると、胸焼けや吐き気の原因になることもあるため、覚えておいてくださいね。
- 使う前よりも茶色く、濃い色になってきた
- 粘りが出てきた
- 匂いに異変がある・生臭いような変な匂いがする
- 加熱したときに泡が消えにくい(揚げている食材が見えにくい など…)
- 180℃くらいまで加熱したら煙が出る
上記のような異変や変化を感じたら、先ほどご紹介した「牛乳パック・ポリ袋」または「凝固剤」
揚げ物をした後のコンロ掃除方法

揚げ物をするときに面倒に感じるもののなかに、コンロ周りが油まみれになってしまうことが挙げられます。
確かに本当に面倒臭いですし、洗っても洗っても油がきれいに落ちないんだけど!?という人もいるでしょう。
そんなあなたのお悩みを解消すべく、最後に揚げ物の油で汚れたコンロの掃除方法についても解説しますね!
掃除シートを使ってパパッと拭き掃除
油を落としたいときに、キッチンペーパーやふきんを使って掃除していませんか?
乾拭きや水拭きだけでは、十分に油を落とすことはできません。
そんなときには、キッチン専用の掃除シートを使用してパッと掃除を終わらせましょう。
アルカリ電解水が含まれているものなら、油を分解してきれいに拭き取ることができるはずです。
使ったあとはゴミ箱に捨てるだけでよいので、ふきんを洗ったりする必要もなくて便利で手軽。
揚げ物に限らず、コンロやキッチン周りの汚れを拭き取るのにも使えるため、常備しておくのをおすすめします。
100円ショップやスーパーなどでも気軽に購入できるため、思い出したときに他のものと一緒にぜひ買ってみてくださいね。
しばらく経った油汚れには重曹!アルカリ性洗剤もおすすめ
しばらく放置してしまい、すぐに落ちそうにない油汚れには、重要を使いましょう。
アルカリ性の重曹で酸性の油を中和し、分解することで、頑固な汚れも落としやすくなりますよ。
粉末状の重曹を油汚れの上から振りかけて、数分放置したのちに洗いましょう。
粉末が面倒な場合は、スプレータイプの重曹を使うのもおすすめです。
ちなみに、重曹はお菓子やパンを作るときにも使われるものなので、口に入れるものを扱うキッチンで使用しても大丈夫。
重曹がない場合は、アルカリ性の洗剤を使って掃除してみてくださいね。
一人暮らしでも揚げ物が食べたい!ポイントを押さえて楽しく調理しよう

本記事では一人暮らしをしている人へ向けて、おすすめの揚げ物の揚げ方や油の処理方法のほか、コンロの掃除方法についてご紹介しました。
面倒だけど、ついつい揚げたてが食べたくなってしまう揚げ物を、今回ご紹介した方法も参考にしながら作ってみてくださいね!