- キッチンに冷蔵庫が置けない時ってどうすればいいの?
- 部屋に置こうと思ってるものの、レイアウトに迷ってます…
一人暮らしの賃貸を探していると、キッチンに冷蔵庫が置けない間取りを見かけることも。
これから住む賃貸が、まさにそうだという人もいるのではないでしょうか?
他の条件はぴったり合致したから選んだものの、住みにくかったらどうしよう…なんて不安になってしまいますよね。
そこで本記事では、キッチンに冷蔵庫置き場がない時の対策を解説します。
快適な一人暮らしをスタートさせたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
キッチンに冷蔵庫が置けない場合はどこに置く?

結論から言ってしまうと、キッチンに冷蔵庫が置けない時はほぼ必然的に部屋の中に置くことになります。
ただし、置き場所にはいくつか押さえておきたいポイントがあります。
部屋に冷蔵庫を置くときは、以下の場所を選ぶのがおすすめ。
- キッチンに近い場所
- 直射日光が当たらない場所
- ベッドや布団から離れた場所
それぞれの理由について、詳しく解説していきますね!
キッチンに近い場所
自炊をする人はとくに、キッチンから近い場所に設置しましょう。
料理中は冷蔵庫を開ける機会も多いため、できれば近場にしておきたいところ。
また、食材で手が汚れている状態で部屋に入るのはちょっと…という人もいるでしょう。
あまり部屋の中に入らなくてよく、部屋に入ってすぐの場所に設置しておけば、キッチンとの往復がしやすく、万が一食材が落ちてしまっても被害(?)が抑えられます。
キッチンから冷蔵庫までの距離が短くなれば動線も良くなり、その結果食材の出し入れも比較的スムーズに行えるようになりますよ。
直射日光が当たらない場所
冷蔵庫は日光が当たると冷却効果が落ちてしまうため、直射日光が当たらない場所に置くようにしてください。
直射日光が当たりやすい場所といえばまず、窓際が挙げられますね。
冷蔵庫が変形してしまったり、故障の原因になる場合もあるので、十分に注意しましょう。
「そんなこと言っても窓際しか置き場所がないんだよ〜!」という人は、断熱効果が期待できるカーテンを使用して日差しを避けるための工夫をしてみましょう。
ベッドや布団から離れた場所
しっかり寝たい人は、冷蔵庫をベッドや布団から距離が離れた場所に設置してください。
部屋に冷蔵庫を置いている人のなかには、冷蔵庫の「ブーン…」という音が気になってよく眠れない人もいるのだとか。
どうしても近くに置くしかない場合は、「静音設計」の冷蔵庫を選んでみてくださいね。
部屋に置く冷蔵庫の選び方

部屋に冷蔵庫を置くときは、キッチンに置くときとはちょっと違ったポイントも見ておくのが大切です。
- 音が静か
- インテリアに馴染むデザイン
- 扉が開けやすいか
- 自分の使いやすいサイズかどうか
それでは、こちらも1つずつ解説しますね。
音が静かなものを選ぶ
冷蔵庫を選ぶときは、音が静かなものを選びましょう。
音に敏感な人は、冷蔵庫特有の音が耳について眠れなくなったり、ゆっくりしているときにもついつい気になってしまったりするかもしれません。
毎日そんなことが起きていたら寝不足になりますし、ストレスを感じてしまいますよね…!
少しでも音を抑えるなら、「静音設計」のように記載された商品を選ぶのがおすすめです。
音は、25dB以下だとうるさいと感じなくなる人が多いようです。
静音設計の中にも音のレベルがあるので、ぜひ一緒にチェックしてくださいね!
インテリアに馴染むデザインなら違和感がない
部屋に冷蔵庫を置くなら、見た目にもこだわりたいところ。
お気に入りのインテリアのなかに冷蔵庫がドンと置かれている光景…なんだか違和感アリアリな感じしますよね。
とはいっても冷蔵庫がないのは困るので、なんとかしなければいけません。
そんな時は、デザインがおしゃれなものを選んだり、インテリアと色味を合わせたりするとなじみやすい傾向にあります。
部屋の中に冷蔵庫があると生活感がグッと出てしまうため、生活感のない部屋を目指している人は、シンプルなデザインの冷蔵庫をチェックしてくださいね。
扉の開く方向を考えておく
もう引越し先が決まっている人は、部屋のどこに冷蔵庫を置くかイメージしておきましょう。
それによって、右開きの冷蔵庫を選ぶべきか、左開きの冷蔵庫を選ぶべきかが変わります。
「なぜ扉の方向を考えなければいけないの?」と思いますよね。
では、以下の図をご覧ください。

この部屋の場合、ドアが開く方向場所に冷蔵庫を置くと邪魔になってしまいます。
しかし、反対側に開く場合はぶつからないため、問題なくドア付近に設置できるでしょう。


どこに設置するか迷っているときや、引っ越してから決めたい人は、扉を付け替えられるタイプや、両開きタイプを選ぶのもおすすめです。模様替えもしやすいですよ。
一人暮らしに適した容量も要チェック
デザインや部屋の間取りを考えて…あれもこれも…と考えていると、意外と見落としがちなのが冷蔵庫の容量。
一人暮らしをこれから始める人の場合、特に悩んでしまうポイントではないでしょうか?
迷った時は、以下を参考に選んでみてくださいね。
あまり自炊をしない | 100〜150L |
自炊をしたい | 150〜200L |
まとめ買いをしたい | 200L〜 |
自炊をしない人でも、冷凍食品などをストック買っておきたいなら容量が大きめを選ぶのがおすすめです。
冷蔵庫を置くときは背面にスペースを空けよう

冷蔵庫を選んだあとは、置き方にも気をつけてくださいね。
冷蔵庫を設置するときには、壁の間に、少しだけスペースを空けましょう。
これにはちゃんとした理由があって、冷蔵庫は背面から熱を放出するのですが、ぴったり壁にくっつけてしまうとうまく熱が逃げにくくなり、故障してしまう可能性もあるからです。
目安として、1cm以上の隙間を作るのがよいですね。
万が一に備えて、設置時や模様替えの時にはスペースを空けるように意識しましょう。
納得できる冷蔵庫置き場を見つけて一人暮らしを快適に

本記事では、冷蔵庫置き場がキッチンにない場合の対処法について解説しました。
賃貸選びをするうえで、どこかを妥協しなければならないこともありますよね。
しかし、その妥協した点をいかに快適にできるかが腕の見せ所。
今回ご紹介した内容も参考に、新たな場所での生活を充実させましょう。
